CAREER STEP
森田
Morita
MY WORK
入社以来5年間、九州営業所で山口県から沖縄県をテリトリーに営業を担当。
Kawasakiの油圧機器や空調機器、産業用ロボットを担当するが「顧客の求めるものなら何でも売る」。
「人と関わることが好きな性格」が最大の営業ツールだ。
1年目
海外志向が強く、「商社なら海外で働けそう」と入社、九州営業所に配属されました。ここは海外ビジネスがないので少々思惑と違いましたが、自分が想像していた以上に同僚や上司が良い人で、人間味に溢れていて、良い社会人のスタートを切れました。はじめの頃は当然ながら製品の知識に乏しく、そもそも何を売るのかもわからない。お客様の元にも一人で行きましたが、経験が浅いのでミスやトラブルも起きます。そんな時、上司は「自分が任せたんだから自分の責任だ」とフォローしてくれました。上司に限らず、周りからも何度もそういう風に手を差し伸べてもらいました。今でも尊敬しています。
2年目
1年目の終わりから2年目にかけて、工事が絡む案件をひとりで担当したのが本当に難しかったですね。書類の確認がとても厳しいですし、ちょっとしたトラブルでも「それはお客様の範囲です」と言うと「契約書には書いていないよね」となる。議事録や契約書は必ず自分で確認して具体的に文字に落とし込むようにしました。また、施工現場ではお客様に厳しく叱られることもありました。電球の交換のために小さなイスに乗るだけでも安全帯の着用が義務付けられているのですが、職人さんがそれを怠ってしまったのです。「本当だったら明日からここにいられないからな」と言われました。工事案件の厳しさが身に染みて理解できた2年目でした。
3年目
3年目にもなると、どこのお客様のところに行くのも緊張はなくなり、「案件を俯瞰で見る」ようになりました。例えば空調機器の調子が悪いという話で工場の中を見せていただいたときに「空調以外でもご提案できそうだ」と考え、実際に空調機器のために伺ったのにクレーンを販売したこともあります。私は油圧機器や空調機器の担当でクレーンの知識はありませんから、「こういう話があるんですけどどうですか?」と建設機器に詳しい頼れる先輩に声をかけます。2年間の経験で「どうすれば仕事が動くか」というのを理解できたのは大きかったですね。また、仕入先との信頼関係も大事です。納入実績ができると、仕入先からさらに頼ってもらえるようになります。仕入先の信用を得ることで仕事の幅が広がりましたね。
5年目
今年は「投資回収の5年目」ですね。若い社員は会社にとっては扶養家族みたいなもので、先行投資と考えてくれていると思います。私はまだ、自分に投資していただいた分を会社に返せていないと思っています。5年目になったらお給料以上に稼いで会社に利益をもたらさないと。だから営業効率なども考えて動くようになりました。幸い当社は担当者の裁量が大きく、自由度は高いです。極論ですが「売れる」と思えば何でも売れます。セントラル式の空調機をご提案しに行ったのに、狭くて収まらないので「じゃあLEDいりませんか?」って(笑)。どんな風に製品を提案するか、お客様が求めている製品をどこから手に入れるかを考えることは非常に面白いです。元来飽きっぽい気質なのですが、仕事に飽きたことは一度もないですね。
FUTURE
私が描く未来
30歳までには結婚したいですね、冗談ですが(笑)。今と変わらず、いろんな商材や人と関われる環境に身を置きたいです。また扱ったことのない商材や、担当したことのない業界をもっと知ることで幅広くビジネスに対処できるようになりたいです。さらに先の夢としては、九州営業所で海外案件の受注を増やしていきたいと思っています。もともと海外志向が強く、今でも現役のバックパッカーとして、休暇には海外を旅しています。当社は福利厚生がすごく良くて長期休暇も年に3回取れます。いつかビジネスで行けたらいいですね。