INTERVIEW
KAWAGUCHI
河口
2020年度入社
グローバル営業本部営業一部
国際関係学部出身
現在は、国内セメントプラント向け設備全般(焼成、粉砕、発電プロセス)の設備更新のご提案や既設プラントのアフターサービスを主に担当しています。顧客は大手セメント各社で工場は全国各地にあり、北は北海道、南は九州までが担当エリアです。プラントで必要な機器の更新や改造などを通じて生産性の向上、環境負荷の低減、低消費電力化などのご提案をしています。
INTERVIEW
01
セメントプラントとは、道路や建物などインフラを支えるセメントを製造・供給する大型の施設です。川崎重工がセメントというとイメージしづらいかもしれませんが、設計、製作、調達、運転、メンテナンス、リノベーションまで総合的な技術を有しており、業界では有数の企業なんです。私はセメント大手各社の工場への営業を担当しており、川崎重工の技術者と連携しながら機器のご提案などをしています。セメントプラントは、稼働を止めてはいけないため、一つ一つの機器の信頼性が重要で、とても緊張感のある仕事です。お客様からのオーダーやトラブル対応をきっちりこなし感謝されたときや、ご提案した機器が実際に稼働し、計画通りの性能が発揮され、仕入先や顧客と喜びを共有できたときは特に達成感を感じます。
INTERVIEW
02
セメントプラント担当の大先輩が異動になり、その業務を入社3年目の私が丸ごと引き継ぐことになりました。「河口なら大丈夫だよ」と言っていただいたものの、経験も知識も先輩に比べて少なく力不足とプレッシャーを感じています。製品知識やお客様との関係構築もまだまだの中でトラブルが発生し、何が何だかわからないまま先方からお叱りを受けたこともありました。課長から言われた「トラブルは通常の3倍トリートメント(修復)に時間がかかる」の言葉を体感した事案でした。ただ先方の担当者は仕事に情熱を持った方で、その後やり取りや会食などを重ね、私自身の情熱もぶつけながら仕事を進めていきました。最終的にはトラブルも解決し、「河口さんがそこまでやってくれたからね」と言っていただき、忘れられない言葉となりました。案件の大小に関わらず情熱を持って丁寧に対応し、経験不足を補っていきたいと考えています。
INTERVIEW
03
まずはセメントプラントについて今後5年程度で経験、製品知識を蓄えていくことが第一です。現在は、数億円規模のご提案をいくつか並行して進めており、数年以内に受注することを目標に製品知識の勉強をしています。川崎重工の技術者から直接学べる環境は恵まれていると思います。将来は、海外駐在を目指しています。父が5年間ほど海外駐在していた影響で私も以前から夢見てきたことで、フィリピンやタイなど伸び盛りの国に赴任してみたいですね。あるいは、現在当社とあまり取引のない国などにも販路を拡大したいです。特に私が留学していた豪州など資源豊かな国への輸出入で小さいことでも仕事にできればと思います。新入社員の頃から海外駐在の希望を会社にアピールしていますが、まずは今の仕事に全力投球し、「Kawasaki 製品と言えば河口」と言われるような人物を目指します。
PROFILE
KAWAGUCHI / KAWASAKI TRADING RECRUITMENT
就活では、①海外拠点がある、②福利厚生が充実しているの2点を重視しており、川重商事は2点とも他社より良いと感じました。特に①については東南アジアを中心に各拠点があり、学生時代に語学留学して学んだ英語力を活かすことができると考えました。
半年間の語学留学の経験はありますが、やはりビジネス英語は日常会話とは違うので、会社の制度を利用して英会話教室に通学しました。費用は全額会社が負担してくれます。成長意欲のある社員には良い制度だと思います。
海外顧客とのやりとりはWEB会議か電話、もしくはメール。時差もありコミュニケーションに苦労します。その中でオマーンの顧客と入社以来やり取りを続けてきましたが、大型案件を無事納入した時に電話で感謝の言葉をいただき、絶対オマーンに来てくれ!と言っていただいたことはとても嬉しく印象に残っています。
週末は、仕事を忘れて趣味のアウトドア(キャンプ、旅行など)に全力を注ぎます。都会から逃げるように緑のある地域へ出かけることが一番のリフレッシュになります。ソロキャンプも流行っていますが、私は仲間と一緒にワイワイ楽しむ方が好きですね。
川崎重工との距離の近さ、スピード感といった点が強みだと感じます。技術面で分からないことは、川崎重工の設計担当者に直接問い合わせをすると丁寧に教えてくれるので、他の機械系商社には負けない知識を習得することができます。