INTERVIEW

社員紹介

船舶の安全運航をサポートし、
貿易立国を陰で支える。

ONOUE

2016年度入社
グローバル営業本部営業二部
外国語学部出身

現在の仕事

船舶チームのアジア主担当として、海外顧客向けに舶用機器のアフターサービスを提案しています。顧客はシンガポール、中国、フィリピン等、アジアの海運先進国の船主や船舶管理会社、扱う製品は舵取機やウインチといった舶用油圧機器、空調、消火装置など。他部門と連携し、輸出入案件や通訳・翻訳業務にも取り組んでいます。

INTERVIEW

01

この装置が止まれば
日本の生命線が揺らぐ。
貿易立国を支える営業冥利。

船にもいろいろありますが、私たちが関わる船は2万個積みの巨大コンテナ船やPCC(自動車運搬船)、30万トン級のタンカーといった商船、つまりモノを運ぶ船舶です。こうした商船に搭載する舶用機器を納入するだけでなく、故障に対する予防保全を提案し、実際に機器の不具合で船を停めないという価値を提供するのが私の役割です。日本は海運大国であり、輸送手段の実に99%を海運が占めています。万が一、機器や装置の不具合で船が停まれば影響は甚大。船舶の安全確保を通じて日本の生命線を陰ながら支え、貿易立国を盛り立てている…そう思うと、日々の営業活動にも気合が入ります。実家から大阪南港が見えるのですが、帰省時には「あれはヨーロッパに向かう船だな」「お、こっちはシンガポール船籍だ」なんて、行き交う船を飽きもせず眺めています。完全に職業病ですが、この病気、悪くないですよ。

INTERVIEW

02

入社1年目にして
初の単身海外出張で、
新規顧客から初受注。

入社以来、大学で身に付けた中国語を生かすチャンスを今か今かと待って1年…にもならない3月、思ったより早くその時がきました。上司の「行ってこい」の声を背に受けて単身、中国語圏の某国へ。行先は当社と取引のない新規の会社。しかも出てきた商談相手は、まさかの副社長。最高に緊張しながらも、「安全運航」「予防保全」等々、単なるメンテナンスにとどまらない当社のこだわりを中国語で説明するうちに、気がつくと商談成立。引き継ぎ案件を別とすれば、私にとって記念すべき初受注でもありました。初めてづくしの受注を誰より喜んだのは、送り出してくれた上司。「まさか取れるとは」と笑いながら固い握手で祝福してくれました。ちなみに副社長とは今もLINEでつながっていて、つい先日も、かねてリクエストされていた健康グッズを持って会いに…じゃないですね、商談に行きました。

INTERVIEW

03

成長著しいアジアの需要増を背景に、
船舶チームは前途洋々。

さきほど日本の輸送手段の話をしましたが、もちろん輸出もその大半が海運頼み。とりわけ成長著しいアジア諸国との貿易量は右肩上がりで、海運先進国といわれるシンガポールをはじめ、香港、フィリピン、そして中国の海運業界も大いに活気づいています。もちろん私の担当顧客も例外ではなく、取り組めば取り組むほど市場が広がる手応えを実感する毎日です。それにしてもアジアの成長パワーはすごいですよ。出張で北京や上海など、中国の大都市に行くたびに高層ビルがいくつも建ち、地下鉄の路線も増えていて、留学していた数年前が遠い昔のようです。フィリピンや他のアジアの国も同様で、風景がまるで生き物のように変わり続けています。成長市場のダイナミックなニーズに広く対応すべく、中国の顧客に工作機械を提案するなど、他部門との協業による新たなチャレンジも始めています。

PROFILE

  • ONOUE / KAWASAKI TRADING RECRUITMENT

商習慣の違いを超えて

日本の常識は世界の非常識という言葉がありますが、国や地域ごとに異なる商習慣をふまえ、常に柔軟に対応するのがグローバル営業の常識です。宗教や文化の違いを念頭に置くのも基本中の基本。おかげで視野も懐もずいぶん広がりました。

英語は社内研修で習得

中国語圏の国とは中国語、それ以外の国とのやり取りは英語です。中国語は大学で学びましたが、英語は入社後、社内研修の一環として英会話スクールで習得しました。費用の自己負担はゼロ。この成果は仕事でしっかり返していくつもりです。

貿易スキルも年々向上

輸出入業務にも関わっているので、通関手続きの知識など、貿易実務に関するスキルも自然と磨かれます。日常業務はもちろんのこと、他部門との協業を進める際にもこのスキルを大いに活用しています。

野球部とルアーフィッシング部に所属

入社と同時に野球部に参加させて頂きました。野球経験ゼロでしたが、楽しくプレーしながら社内人脈を広げています。他にルアーフィッシング部にも参加。いろんな部門に釣り仲間がいます。

川重商事ってこんな会社

社内では上司と部下だけでなく、部門間の垣根も非常に低く、情報交換を兼ねた交流も盛んに行われています。部門間の協業や部活動でつながった社員同士、真剣に仕事に向き合い、遊びにも手を抜かない。そんな会社です。

田中

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堀川